

投稿日:2022/09/26
アイズストッパーとアイズブロッカーを仕事での作業効率化を求めて購入しました。
説明書通りに取り付けしましたが、ストッパーが効かずに抜けてしまい、問い合わせしたところ、迅速に代替部品を発送していただいたため無事に装置完了しました。
丁寧な対応に感謝です。
また、ブロッカーも無事装着しました。充分脱脂したつもりでしたが、時間経過と共にリアゲートとの接着が剥がれてきたため、
テープだけの販売は可能でしょうか?今後補修しながら使用していきたいと考えています。
アイズからのコメント
ご投稿ありがとうございました。
アイズブロッカーに使用している部品はご購入いただけますのでご安心ください。
剥がれた部分だけを貼り直すことで補修ができるように、20cm+20cm(合計40cm)の長さのホールドテープ と 下地処理用のプライマー1袋を、補修用品として用意しています。 440円(送料・税込み) です。
テープ全体を貼り直す補修をする場合向けに、左右1台分の長さのテープも用意しています。1430円~1650円(送料・税込み) です。
ご入用になった際には お申し出いただければと存じます。
最下部の曲線部が 最も剥がれようとする力が働きます。「この部分だけが剥がれてしまった」場合には、
頂きましたレビュー画像では、市販の両面テープを重ね貼りして 補修をされているようですが、3M社の VHB 接合維新 など耐熱性のあるテープがお勧めです。
ただ、貼り付け面の油分やワックス成分などが残っていたことで、剥がれてきてしまっている場合などでは、剥がれてきてしまっている粘着面側に、市販の両面テープも貼りつかない状況になっていますので、新たな ホールドテープを 貼り直していただく必要があります。
最近では、お車に ボディコーティング処理をされる場合が多くなりました。ユーザー様がカーワックスを塗るくらいの手軽さ、安さでボディコーティングできたりします。
もし、粘着させる部分に 少しでもコーティング剤が塗られておりますと、ホールドテープの粘着材はしっかりと貼りつきません。脱脂処理というよりも、塗装面に塗られているコーティング剤をコンパウンドで磨き落とす必要があります。ご留意いただければと存じます。
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バックドア側の粘着材付きホールドテープが、扱いにくくて申し訳ありません。
アイズ-ブロッカーの 発売当初の製品で使っていた粘着材は、とても粘着性が高くて、初期接着性も良く 扱いやすかったのですが、
耐熱性が低くて、酷暑が続くと 剥がれてきてしまうものでした・・・(冬場では とても優秀だったのですが・・・)
https://aizurv.hamazo.tv/e9222560.html
対策として 約1200人のユーザー様に向けて、より高性能なテープをお送りする事態となりました。
この時の対策品である耐熱性の高いテープは、3M テープ史上最も強力と言われるテープでしたが、扱いが簡単ではなく
高性能ではあっても、より確実で適切な貼り付け作業が必要なものでした ・・・
その後 そのテープよりも 初期接着性も良くて作業がしやすく、十分な耐熱性 粘着強度があるものへと変更しました。
現在使っているテープは、従来のものよりも 扱いやすいタイプにはなるものの
御指摘をいただいたように「説明書どおりに作業したのに、はがれてきてしまう・・」のお申し出を頂くことがあります。
現在使っているテープは、正常な貼り付け作業が 行われた場合には、とても強力で、耐久性もあるテープです。
はがれてきてしまう・・ の原因には、
1、貼り付け面に 油分やワックス成分などが残っていた、ボディコーティング処理がされていた(脱脂が不十分だった、場合によってはコンパウンドで磨く必要もあります)
2、シッカリと加圧していなかった(テープの上から 強く指圧をするくらいの力で 押し付けてください)
3、多湿時の作業では、貼り付け面が結露しやすいことで 充分な粘着力が出なかったりしますドライヤーを併用していただくか 晴れた日の作業がベターです)
中でも、 2、の加圧が 不十分だった ことによる場合が 少なくありません。
業者さんでも、「貼り付けて おしまい」 にしてしまう場合があったりします・・・
両面テープは「感圧接着剤」とも呼ばれるほどで、圧力を加えないと 十分な接着力(粘着力)を発揮しません。
https://www.tesa.com/ja-jp/wikitapia/why-is-it-pressure-sensitive-adhesives-that-work-in-tapes.html
屋内の内装屋さんが「テープの上をローラーで押さえて加圧をしたのだけど、剥がれて来てしまった・・・」の お申し出もありました。
ローラーで押さえても 十分な加圧にはありません。(理想的には 5kgf/㎠以上の加圧が必要です・・・)
床に置いた板に テープを貼る場合などとは違って、バックドアの鉄板部分に上向きに貼るので、5kgf/㎠以上の加圧は簡単ではありません。
テープの上から 1㎝ごとに 指圧をするつもりで加圧していってください。
特に、一番下部(曲線の部分)のところが 最もはがれやすい箇所ですので、入念に加圧してください。
加圧不足を補う目的もあって、「プライマーの貼付」や「長時間の養生」を作業要領に加えてはおりますが、基本的には「十分な加圧」が必要となります。